CADで編み図を描いてみよう5
前回までのおさらい
前回はふち編みの1段目のパーツと2段目のパーツを描くために色変更までしました。
CADで編み図を描いてみよう1
CADで編み図を描いてみよう2
CADで編み図を描いてみよう3
CADで編み図を描いてみよう4
今回はふち編みの2段目、細編みと鎖編み3目のふりふりを描いていきます。
ふち編み2段目
まず、ツールバー【図形】をクリックし、細編みを選択します。
一段目の細編みの左斜め上のドットに細編みを置きます。
この時はドットに合わせるので、右クリックです。
次に、ツールバー【図形】をクリックして、鎖編みを選択します。
今さっき描いた細編みの右のドットにくさり編みを置きます。
このままだと少し大きいので、コントロールバー【倍率】に【0.8,0.8】と入力します。
これは、【横方向の倍率、縦方向の倍率】という意味です。
この時もドットに合わせるので、右クリックです。
見えない半円を想像する
今描いたくさり編みの一つ下のドットを中心とした半円があると想像してください。
ここに半円があるとイメージして、この半円に沿って細編みを回転複写します。
(ほんとはないです。)
上の図の赤い点線をイメージしてくださいね。
この点線上にくさり編みを複写していきます。
回転複写
では、イメージできたらくさり編みを複写していきます。
ツールバー【複写】をクリックし、鎖編みを選択します。
コントロールバー【基点変更】をクリックし、基点をくさり編みの1つ下のドットにします。
しつこいようですが、この時も右クリックです。
コントロールバー【回転】に【60】と入力します。
この60というのは、反時計回りに60°回転するという意味です。時計回りに回転させるときは【-60】と入力します。
コントロールバーでの設定が終わったら、複写先の点は基点と同じドットを右クリックします。
反対側にも回転複写したいので、コントロールバー【回転】に【-60】と入力し、複写先の点として基点と同じドットを右クリックします。
これで一つのパーツができました!
次回はこれを本体の周りに回転コピーさせていきます。
今日のPOINT
・イメージする
時には見えないものをイメージすると操作しやすいです。
・円状にコピーする場合は、基点と複写先の点は同じ
同じ点を右クリックするとずれません。
・しつこいけど、右クリック
ドットに合わせる時は右クリックです。
レッスンに必要なもの
・かぎ針CAD編み図レッスン用テキスト
・付属データ